米市(よねいち)
玄惠法院作
大晦日。年の瀬を越せない男が、日ごろ目をかけてくれる人から米と小袖を施してもらい、帰って行く。米俵に小袖をかけた姿が、ちょうど女を背負っているように見えるので・・・。