水掛聟(みずかけむこ)金春四郎次郎、宇治弥太郎作

日照りが続き、隣り合わせに田を所有する聟と舅は、互いに自分の田へ水を引こうとして争い合う。女房は、夫と父の板ばさみになるが、結局は夫に加勢する。