寝音曲(ねおんぎょく)作者不詳

主人に謡をリクエストされた太郎冠者は、今後たびたび謡わされてはかなわないと思い、酒を飲まねば声が出ない、妻の膝枕でなければ謡えないなどと、勿体をつける。